皆さん、こんにちはです

楽器の調整をほとんどしない私ですが、演奏会直前

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多分、もっと前から徐々に不調みたいな感じでした。
割りと呑気な方で、かなりヤバイ状態になるまで吹いています

何とか無事に演奏会も終わり、AとB♭のキーを見れば駄目な感じで何が駄目かと言うとピッコロのAを押すとB♭も閉じるコルクが潰れてB♭に隙間ができる状態になっていました

上から2番目が閉まら無いって事は下も出ない訳ですから困ったもんです

仕方ないので前日のリハーサルで手持ちの一番薄い紙を接着したら、B♭が先に着いてAが閉まらない状態になりました

いたちごっこです

昨日は細かい紙ヤスリで接着剤を剥がし大型の洗濯バサミでキーを挟んで馴染ませ中です

普通は楽器調整に持って行くのがEZですが、いつも本番前に不調が気になるのは何故でしょうか

1.普段練習しないから気にならない

2.たまたま本番前に故障する
3.本番前にだけ練習するから気になる

多分、正解は2番ですが使用頻度が上がるのでコルクが潰れるからだとお願いします

でもね15年も20年も使ってる楽器が今更潰れるって言うのもネェ

タンポの取り替えは2年前にやって、その後は調整してません

少し癖が出たのかもね

ほとんどの木管楽器は吹き始めて1年~数年で癖が出ます

手入れや使用頻度、使用後のメンテナンスは大切で特に湿度の高い日本の気候はタンポやコルクの様に動物の革や木を材料としていますから湿度の変化や吹き込む息で歪みが発生します

吹いて後で必ずスアブを通したり楽器ケースに乾燥剤を入れたりする事をオススメです

少なくとも半年か一年に一度はキーオイルを針先に着けてポストに着けあげましょう

軸内が錆びたら大変ですから

ちなみに、今も洗濯バサミで挟んでます

ってな訳でまた明日

