皆さん、こんばんはです
今日は小松川3中の指導に行って来ました
ほぼ全員が初心者と言う吹奏楽部ですが、それはそれで楽しいです
自分が楽しくなければ生徒も楽しくないでしょう
練習を終えて
喫煙所でいっぷく
副校長と話しをしていました。話しの内容は音程です
副校長は理科が専門ですから共鳴などの周波数に関する内容については詳しいのです。英語の外国人教師と副校長が話した時の話しです
英語教師はアメリカでは音楽を専攻していたようで、主音にたいしての共鳴振動がピアノのような平均律では共鳴が少なく長和音で第3音を低め5音を高めに演奏する事で、より共鳴して響くと言う話しをしたそうです
私と副校長はなぜ、そうなるかって話しをしたのですが、単純に弦の長さが半分になると物理的に1オクターブ上がりオクターブを12で割ったのが半音になります。基本的にこれが大問題で、音程はその昔出たとこ勝負だったようで音程の高さは微妙に毎日違うようで、その都度聞いて合わせるのが当たり前だったみたいです
5線紙第2間Aの音1点イ音440Hzに統一したのは20世紀になってから1939年にロンドンの会議でA音が440Hzと定められたのです。
弦の長さが短くなると音は高くなり、弦が長くなれば低くなる音は高くなればなるほど、聞こえる音程は上ずって聞こえ低くなるほどぶら下がって聞こえる、物理的にそのように聞こえるのだそうです
ピアノの調律は必ずしもピッタリした音程で割り出しているのではなく高めにとか低めになどの調整をしているのです
何が今日言いたいかって事ですが、運指が合っていても管楽器の場合その音が出ているのではなく、その音に近い音がその運指で出せるだけなのです
ようするに聞いて合わせるしかないのです
なかなか、分かったようで分からないのが吹奏楽団です
どこの楽団でも同じですが、フルート・オーボエはC管クラリネットやサックスはE♭とB♭がアルト・テナーの様に交互にホルンもB♭やF管だったり色々な調子の楽器が一斉に音を出す訳ですから、合う訳がない
それを合わせるのは耳です
聞いて合わせる事が必須ですね
チューナーとにらめっこは止めましょう
だから合わないんだよ
チューナーはあくまでも一つの音を合わせるだけ、さっき言った440Hzの基準を12で割ったデータに合わせ高い低いが表示されるだけなんだから
聞いて合わせる事が出来ない人は高い音程のパートには向かないと思う、なぜなら倍音が沢山あるとより高く聞こえるから
音合わないなら合わないなりにコントロールの効く範囲まで音量を下げて小さめな音で控えめに吹きましょう
デカい音で音程合わないのは周りに良い結果をもたらさないのです
でくて音程合わないのは気付いてないのか、分からないのか
私が直しても、次の週にはまた戻る
やっぱり分かってないなって思いますね
ってな訳でまた明日