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艦船勤務
皆さん、こんにちはです
寒いですね
先日は20℃からあった気温も冬に戻ってしまいました?
桜はまだまだ先ですね
私は以前、自衛隊の音楽隊に居たのは皆さんもご存知の通りですが、音楽隊に行く前は護衛艦に勤務していた時期がありました
護衛艦『ひえい』では1分隊砲雷科射撃でした1番砲の給弾をしていました
昭和51年の対空射撃では優秀艦になりました
1分隊の仕事は甲板員〈運用〉と言われて艦の入出港の時に船を固定したり、索と言われるロープを外して出港の準備・錨の上げ下げや、航海中は見張りなどの仕事がありました
護衛艦は通常航海直と言われている、普通の航海と戦闘航海直と言う配置があります
どの配置も場所や時間が代わります
また、狭い海峡や水道などを通過する時は航海保安と言う配置があります先日護衛艦『くらま』が関門で衝動した時は航海保安中で総員が配置に着いてる最中の事です?
私は航海保安中は艦の舳先にたって居たので『くらま』が衝動した時に私の配置の方は怖い思いをしたのではないかと思います?
『くらま』と『ひえい』は煙突の形状こそ違えど同型艦ですからね
その他に艦内の食事当番もあって護衛艦の中はけっこう忙しいです?
通過航海直では艦橋の右見張りで戦闘航海直は上部式所と言う艦橋の上で上空の警戒に当たります
上空の警戒ですから屋根が無いので雨の降る日や低気圧で艦が動揺すると大変でした10m を超える高波に艦が頭から突っ込みしぶきが艦橋の上を通り過ぎて行きますこの時に肝心なのは頭の上に波か来る直前に艦橋の上のデッキにせりだした壁に隠れて浪をやり過ごすのです
ようするに上空の警戒より浪の警戒をしていないと自分が大変な事になってしまいます
私が上部式所の当直中にアラームが鳴って自分は1番砲へ戻らないとならなかったのですが交代要員の遅れて、私は砲に戻れなく交代要員が到着してから外の階段を降りて砲に行こうとしても艦内緊急閉鎖って言う全てのハッチを締め切ってしまう為、自分で一つ一つハッチを開いては閉じるを繰り返し弾庫へたどり着いた想い出があります
楽しかった事は私の通常航海直の時に艦内マイクで右舷艦尾 よりクジラ接近って言うので下を覗くとクジラが真下で潮を吹き私はびしょ濡れになった事がありました
またイルカの群も団体で艦の近くを通過して行った事もありました
非常に懐かしい想い出です
お金を払っても経験出来ない事も沢山あったように思います
んじゃ停泊中は何やってるか
またのお楽しみ
んじゃまた明日
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by 秀ちゃん Trackback()  Comment(0)
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